先日、少し変わった夢を見ました。
場所はカラオケボックス。歌いたい曲ははっきりと決まっているのに、手元の端末で入力するための「曲コード」がどうしても見つからないのです。
必死にページをめくり、検索しても、目当ての数字が出てこない。
歌いたい熱量だけが空回りする、あのもどかしい感覚で目が覚めました。
「これは一体何を暗示しているんだろう?」
エンジニアという職業柄か、ついその意味を紐解きたくなり、今の自分の状況と重ね合わせてみました。
「システム」の中で生きてきた24年間
私は新卒から24年間、SIerという大きな組織の中でエンジニアとして働いてきました。
そこは、いわば「正しいコード(手順)」がすべてを決める世界です。
緻密な仕様書があり、確立されたルールがあり、決められた手順(コード)を正しく入力すれば、必ず「正解」というアウトプットに辿り着ける。そんな論理的な積み上げが、私のプロフェッショナルとしての土台でした。
しかし、2026年1月にフリーランスとして独立し、さらに4月に「合同会社Givers Port(ギバーズポート)」という自らの船を漕ぎ出そうとしている今、前提が大きく変わりつつあります。
「正解のコード」を探しすぎていないか?
夢の中での焦燥感。
それは、新しい事業としての活動において、「無意識に、どこかにあるはずの正解(マニュアル)を探してしまっている」自分へのサインだったのかもしれません。
- 「もっと完璧な準備を整えてからでないと、サービスを出してはいけないのではないか?」
- 「この提案は、業界の『正解』に則っているだろうか?」
SIer時代に培った「正確さ」への責任感。それは私の強みでもありますが、時として「完璧なコードが見つからないと歌い出せない(行動できない)」というブレーキになってしまうこともあります。
コードが見つからなくても、鼻歌から始めればいい
フリーランスや経営者の世界には、あらかじめ用意された「入力コード」などありません。
自分がマイクを握って歌い始めれば、それが新しいメロディになり、後から伴奏がついてくる。正解を「探す」のではなく、動くことで「作っていく」フェーズなのだと再確認しました。
現在、WordPressのセキュリティ提案や、Web開発を志す方々のスキルサポートなど、多角的に活動しています。
時折「これで合っているかな?」と立ち止まりそうになることもありますが、そんな時はこの夢を思い出し、「まずはマイクを握って、自分の声で話し始めること」を大切にしていこうと思います。
おわりに
もし、あなたが「何かを始めたいけれど、まだ準備が……」と足踏みしているなら。
完璧なコードを探すのは一度お休みして、今の自分に歌える歌を、まずは一節だけ口ずさんでみませんか?
その小さな「鼻歌」が、思わぬ名曲の始まりになるかもしれません。
Webサイトの移管や、技術的なセカンドオピニオンにお困りの方は、お気軽にご相談ください。
▶︎ 平林 颯太への制作・コンサルティング相談はこちら(Smile Creations お問い合わせフォーム)
▶︎ MENTAでのスポット相談はこちら